2015-08-22

お盆のキャンプ

去年に引き続き今年も帰省先の京都から米原市のグリーンパーク山東へキャンプに行きました。
夫の地元友達、五家族と。
10ヶ月から小学五年生までの間の子供が11人。
子供も大人も楽しいTHE夏休みです。

とは言え、最初にこの計画を夫に持ち出された時は正直乗り気ではありませんでした。
それまで年に一回、大晦日にしか会わない人たち。
長くて三時間程度の年末と違い、キャンプとなると二泊三日。
奥さんたちも古くからの同級生だったり、ママ友同士だったりと、私だけ完全にアウェーなわけです。

でも去年参加してみて、本当に良かったと思いました。
とにかく子供達が楽しそう。
家族だけのこじんまりとしたキャンプもいいけれど、大人数でワイワイやりながらのキャンプもまたいい。

仕事関係でもキャンプをするというベテランさんのサイト。
小物も全部オシャレでまるで雑誌からそのまま出てきたかのよう。
実際何組かの見知らぬ人たちが「見せてもらってもいいですか〜」「これ、どこのですか〜」と聞いていました。
持ち主は得意気。
でも関西人の集まり、その後散々みんなにいじられていました。



今回から三つになったハンモックはみんなの憩いの一角です。
男の子たちは数人で乗って遊具のように遊んだり、女の子たちは内緒話をしたり。
そしてどこの家のお父さんもお母さんも一度はここで昼寝をするのです。
みんな仕事や家事・育児の日常を忘れられる一時。
私も目を閉じていたらいつの間にか深い眠りに落ちてしまい、夫に写真を撮られているのにも気付きませんでした。




夕食の準備は子供たちも参戦。
流行りのジャーサラダに、ダッチオーブンで作ったカレーは最高でした。




母親に似て、幼稚園では特定の子とつるまない娘ですが、この京都仲間の同い年の女の子とはべったり。
何をするにもずっと一緒でした。
帰り際はベソをかきながら「お手紙書くね」と。



また来年もみんな元気に集まれますように。


黒のガウチョパンツ

今期作って一番活用しているアイテム、ガウチョパンツ。
流行り始めから作ろうと思っていました。
図書館で借りた何年も前の『ソーイングナチュリラ』に載っていたフレアキュロット。
これをニット生地で作れば今どきのガウチョになるのでは!?とひらめいたわけです。

当然本に掲載されているものはナチュラルテイストですし、以前自分で作ったものもそう。
想像力を働かせて昔のパターンを活用する、洋裁の楽しみの一つですよね。

とにかく楽で涼しい。
帰省の移動日、通勤、週末、とヘビロテです。
流行りが去った後は家着、ワンマイルウェアとしても活躍してくれそうです。



パターン:ソーイングナチュリラvol.3 (フレアキュロット)
生地:コスモ(2wayくったりポンチニット)


お気に入りのコーディネートはスーパースターのヴィンテージモデルと真っ赤な時計を合わせたスポーツスタイル。



2015-08-19

リンゴの唄

今朝の東京新聞の一面に「リンゴの唄」を紹介する記事が載っていました。
四年前の里帰り中、私の祖父がまだ二歳になっていない娘に教え込んだのを思い出し、一日中頭から離れませんでした。
本人は全く覚えていませんでしたけれど。


祖父は御年88歳。
私の両親と同居しているものの、まだ一人で出歩けるほど元気です。
一度耳にした曲はメロディーを正確に口ずさめる、優れた音感の持ち主。
引退後は趣味で能を始め、近所のご老人達に教えるに至っています。
そんな祖父が歌う「リンゴの唄」は心に響きます。
ただ歌が上手いというだけでなく、リンゴの産地青森の出身であること、食い扶持を減らす為に中学生の頃から親戚の元で生活したこと、80年以上生きてきた重みがそこにはあります。

2015-08-16

現実逃避

ここ半年で読んだ本の一部。

今更ながらも、戦後70年でタイムリーだった『永遠の0』

重い内容からリフレッシュしたく、『ララピポ』
話の構成と題名の由来には思わず唸ってしまった。

やらなきゃいけないこと、やりたいことが山積みで気持ちが急いている時。
仕事や家庭で心配ごとがある時。
少しの間、現実逃避させてくれるのが小説の世界。




こちらは表紙の色と質感に惹かれて買ってしまいました。



2015-08-11

ファインダー越し

少し暑さが和らいだこの二日間。
昨日は仕事を定時(15時)に終わらせ、東京都庭園美術館に行ってきました。
平日だけ撮影が可能ということで新調したカメラの練習も兼ねて。














最後は帰り道のホームで。
夢中になっていた文庫からふと顔を上げた時に目にした景色。

毎日パソコンやスマホや手元ばかり。
ボーッとする時間を持つこと、遠くに目を向けること。
最近忘れていました。


2015-08-09

初めてのワークショップ

声をかけてくれたのはフードプランナーとして活躍している20年来の親友。
駒沢通り添いのパン屋さん、Bread Plant Ozのカフェスペースでアクセサリーのワークショップを担当させて頂きました。

その季節の旬な食材を題材にしたアクセサリーを作り、その食材を使ったシェフ特製のパンが頂けるという企画。
今月のテーマは「ぶどう」。

マスカットや巨峰の色のイメージにぴったりのシルクシフォンのリボン。
天然石のチャームを合わせてネックレスを作ってもらうことにしました。

作り手の技術は初心者でもデザイン性があって、作った後も実際に使いたいと思ってもらえるもの。
シンプルなデザインだからこそ大人の女性が身につけられる素材のいいもの。




基本のキットは縞模様の入ったアメジストとプレナイト。
オプションパーツとしてルチルクォーツやニュージェード、14Kゴールドフィルのチャームなどをご用意してアレンジてしもらいました。
練習用にと思って用意した赤いチェコビーズも以外といいアクセントに。


習得してもらった技術はTピンと丸カンの使い方。
覚悟はしていたものの、工具を手にしたことすらない方々に一から教えるのは容易ではありませんでした。
ビーズに通したピンを曲げる、切る、丸める。
たったこれだけのことですが、決められた数のビーズを紐に通すのとは違って手の感触で身につけていく技術。
それを言葉で伝えていく難しさ、、、とてもいい勉強になりました。

あぁだこーだいいながらそれぞれのネックレスを完成させた後はシェフのご褒美パン!
甘さ控えめのブリオッシュ生地(だったかな?)にたっぷりのカスタードクリームと巨峰が入った、パンと言うよりもケーキに近い贅沢な逸品。
お持ち帰り用のレーズンパンも用意して下さいました。

次回の開催は10月を予定しております。
詳細が決まったらこのブログでも告知させて頂く予定です。





最後に、
こんな楽しい企画を提案している友人はさいころ食堂を主催している大皿彩子さん。
学生の頃からパンやケーキが大好きで、
たくさんの経験や努力を積み重ねて夢をつかんでいく彼女の姿をずっと見てきました。

10年近く前に、「私がオープンするカフェにアクセサリーを置いてあげる!」と言ってくれたことを覚えています。
このKanaruとうい名前を考えてくれたのも彼女。
少し形は違うけれど、こうやって二人の好きなことが合わさって何かが実現したんだなぁ、と一人になってやっと実感が湧いてきました。

2015-08-03

自由自在な形

ずっと前に道具は用意してあったのに、なかなか手がつけられずにいたワイヤーワーク。
市販のパーツでは満足できなくなり、少しずつ新しい技術を磨いていければ、と。

こちらは練習用にアーティスティックワイヤーを使ったので見た目より柔らかく、形を整えるのが返って大変でした。
テグスで作るものと違ってやり直しの効かないワイヤーワーク。
5年後、10年後、どんなものが作れるようになっているか今から楽しみです。