2013-05-10

自分の中の教科書を作る

昔から日本の地理や歴史に弱いことがコンプレックスでした。
父の転勤のため、5歳から11歳の六年間をニューヨークの郊外で過ごし、帰国子女枠で大学までエスカレーター式の私立に入学。受験勉強として地理や歴史を学習することがなかった、というのが言い訳です。

結婚してから各地に旅行に行くようになり、日本の地理や歴史を改めて(初めて?)知り始めています。
実際にその土地を訪れることによって、暗記の勉強では得られない濃い知識を身に付けているように思います。
写真は先日訪れた志摩のリアス式海岸。
盆暮れに行く夫の実家の京都は「山に囲まれた盆地は夏は暑く、冬は寒い」ということを身を以て体験しています。

また、自分で食材を買うようになって各地の特産品が分かるようにもなりました。色んな地方出身のママ友やご近所の方々から頂く帰省土産も、私の教科書を綴るのに大活躍。

地理や歴史だけでなく、子供達には体験した知識や考察を自分のものにしていってもらいたいと思っています。道端に咲いている花の名前を調べてみたり、手作りシャボン玉でプチ実験をしてみたり。日常のちょっとしたことが楽しくなりそうです。