そして前回のブログで自分のファッション歴を綴ったばかりでなんてタイムリーなこと。
忘れないよう、ここに記録しておこうと思います。
洋服選びは今までに何度も失敗を繰り返してきました。流行りのものに手を出して、翌年はもう飽きていたとか、気が急いていて試着しないで買ってしまい、結局体に合わなかった、とか。20代の頃はそんなことの繰り返しでした。
ところが、30代に入ってからは服に対する考え方が変わってきました。流行りに惑わされず、自分に似合うものが着たい。とてもありきたりの考えのようですが、素直にそう思うようになってきたのです。(中略)
好きな服=似合う服という方程式は成り立たないかもしれないけれど、「好き」という気持ちを持つということはとても大事なことのように思うのです。
伊藤まさこ『Robe Rouge』より