働き始めたころ、なぜかよくファッション関係の本を読んでいました。
今でははっきりと服や服飾品が好きだという自覚はあります。何度かの引越を乗り越え、捨てられずに取っておいたこれらの本を見ると、当時から興味があったことがやっと分かりました。
小さい頃から物欲ななく、祖母に何かを買ってあげると言われても遠慮していたくらい。アパレルブランドについても疎く、ハイブランドのものを買ったこともほとんどありません。故にずっと「ファッションに興味がある」と公言する自信がありませんでした。でもこれらの本に象徴されるように、私はどうやらブランドをどれだけ知っているかよりも歴史や作り手の哲学、ビジネス面の方に興味があるようです。
<左>『ファッションデザイナーの仕事がわかる本』obscure inc. +小野田史
『MANNERS』ケイト・スペード
『STYLE』ケイト・スペード
『FASHION 18世紀から現代まで』京都服飾文化研究財団コレクション
<右>『ヴィジョナリーズ ファッション・デザイナー達の哲学』スザンナ・フランケル
『ファッションの記憶 1960〜70年代おしゃれの考現学』伊豆原月絵
『ファッション中毒』ミシェル・リー
『勝ち残りましょ、銀座で』鰐渕美恵子
『ファッション:ブランド・ビジネス』山室幸一