2014-03-23

『華麗なるギャッツビー』の世界

先日映画を観たのがきっかけで、高校生の時に読んだ『華麗なるギャッツビー』を読み直しています。



小説を二度読むのも、映画を観てから原作を読むのも初めてです。

既に読んだことのあるものを読み返すくらいなら新しいものを読みたい、映画を観てからでは自分の想像力が働かない、という理由から。
でもこれが今回は楽しい。

どういう設定なのかがつかめず、文学的な表現も多くて当時はあまり面白いと思いませんでした。
映画を観た後なのでギャッツビーはディカプリオだし、ニックはトビー・マグワイア。頭の中で描く全てのシーンが映画のまんまです。
でも映画の中には小説に出てくるニックの言葉がそのまま多く使われているので、それを文字として読むのはまたひと味違った楽しみ方。


映画の方は音楽も映像も衣装も、それはそれは最高のエンターテイメント。
しばらくはデイジー(キャリー・マリガン)の美しい顔と挿入歌の Young and Beautifulが頭から離れませんでした。

公式HPより



そしてこの曲を歌っているLana del Rayも久しぶりのツボでした。
アニー・ディフランコやアラニス・モリセット、アデルが好きな私としてはこの悲しい歌詞やメロディがたまりません。

Musicoveryで流れていた時にもある曲の一部がアラニスにそっくりだったので気になっていたのでした。
映画を観終わってからアルバム『Born to Die』をiTunesで即買い。

IT断食の甲斐あってか、本、映画、音楽の世界がまた広がり始めました。

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