京都に帰省した際、一日だけ自由時間をもらって市内を散策しました。
市内と言ってもあまりにも暑いので三条、四条通りの辺りだけ。
いくつかお目当てのお店があったのですが、何店舗かはお盆のためにお休みでした。
二時ごろ、さすがにお腹も空いて休憩もした方がいいと思いふらっと近くにあったカフェに入りました。外からは中の様子が見えなかったので少しドキドキしながら。
店内はテーブルや革張りの椅子がダークブラウンに統一された落ち着いた雰囲気。半分以上が一人の女性客でした。
小松菜と小エビのニョッキやセットのパンやサラダのドレッシングもとても美味しく、頬が緩んでいたと思います。追加料金で頼んだ自家製サングリアもさっぱりとした甘味でお昼の時間帯でなければもう一杯!というところ。
お料理やお店の雰囲気に対する満足感もさることながら、こうやって何の情報もなく、知らないお店に入った新鮮さに満たされていました。
週末はよくお昼を外で食べるのですが、初めてのお店は必ず調べて行きます。評価の点数も気にしながら。
もちろん子連れなのでだいたいのことを知っておくのは大事なことかもしれません。でも大きな失敗がない分、今回のような思いがけない満足感もあまりないような気がします。
私たちは便利な情報ツールで生活のありとあらゆることを事前に「調べている」のではないでしょうか。
賢い選択をするのには必要不可欠なこともあります。しかしその反面、情報があり過ぎるために期待値が高すぎたり、調べた通りにならないとイライラしたりするこはないでしょうか。
たまにはスマホさえも家において、行き当たりばったりを楽しむのもいいかもしれません。