何か作りたいけど、作りたいものが分からない。やってもやってもイメージ通りのものができないという時期がありました。
そんな時はひたすら30個で作るビーズボールを作成。
本を見ながらやるほど難しくはなく、あても無く作っていてもいつか使えるパーツになると思える充実感。
時差ボケで眠れなかったとき、一人暮らしの静まり返った部屋で黙々と作っていた覚えがあります。
こういう単調な作業は大好きです。
あの頃は精神安定剤のような効果があったのではないかと。
洋裁もやるようになったいま、作りかけのものは山のようにあります。アクセサリー作りも自分の方向性や小さな目標が定まってきたので以前のようにただただボールを作ることはなくなりました。
先日はだいぶ前に作っていたものの出番がやってきて、ブレスレットが完成しました。
同じ大きさのビーズを使うより、ディテールが加わり、かと言って主役のビーズを邪魔することなく名脇役になってくれます。
控え選手たちはレトロな缶の中で作品になるのを待っています。